はじめまして、「スポーツトラブル110番」を運営する、P′lus Nine株式会社の宮城'亮'と申します。
私は、これまで10年以上総合型スポーツクラブ経営コンサルタントとして、プロスポーツクラブの設立から経営支援、総合型地域スポーツクラブの支援、大学や専門学校での講師業、さらには地域スポーツコミッションや部活動地域移行のアドバイスまで、スポーツ現場で幅広く活動してきました。
ここまで長く様々な場所で活動していると、大きな事故が起きた後の対応を依頼されることがあります。
皆様は、事故後の対応と言うと、どんなことを想像するでしょうか?
多くの方は、応急処置や保険の手続きなどを想像すると思います。
しかし、万が一命を落とすような事故が起きた場合、
・亡くなられた方のご家族の支援
・チームメイトやその保護者の支援や対応
・病院での各種手続き
・警察との現場検証
・指導者やチームメイト達への取り調べ対応
・記者会見などのメディア対応
・そして保険の対応
など、10名以上スタッフがいてもとても手が足りない状況となります。
私が担当させて頂いた、ある中学生スポーツチームで起きた事故では、一人の男の子が亡くなってしまいました。
その事故の対応はもちろんのこと、目の前で友人の死を目の当たりにした学生達の心のケアが必要だと判断し、カウンセラーを一定期間配置したりもしました。
またこの事故は、中学校3年生の最後の大会に向けた合宿中の事故だったため、事故後すぐに迫っていた大会の参加を巡っても、大変なやり取りがありました。
普通に考えたら、とても大会に出れる状況ではないですし、出るべきではないでしょう。事故後数日で開催した保護者会でも、やはり不参加にせざるを得ないと言うのが、大半の意見でした。しかし、ある保護者の方が苦しい心の内を打ち明けてくれました。
「とてもこんな事を言ってはいけないと言うのはわかっていますが、3年生はこの大会が最後の大会になります。
この大会の結果で、高校への進路も大きく変わってしまいます。不参加になると言うことは、その後の進路も閉ざされるし、この3年間が無駄だったと言うことになってしまいます。
自分の子供のことだけ考えて!と叱られるかもしれませんが、他のメンバーもいますし、亡くなった生徒もこの大会を目指して一緒に頑張ってきました。彼らから今スポーツを取り上げるのは、私にはどうしてもできません・・・。」
保護者の方は、泣きながらそう話してくれました。
私が事故を起こしたチームの指導者や代表者であれば、そうは言っても亡くなられた子のご家族に、「大会には出させてください。」なんて口が裂けても言えないでしょう。
もちろん実際に、指導者や近い関係者は、とてもスポーツ現場に復帰できる様な精神状態ではありませんでした。
我々はご家族に状況をお話ししに行きました。怒鳴られるかも知れない、余計に傷つけてしまうかも知れない、色々葛藤はしましたが、正直にお話ししました。
するとお父様やお母様が、亡くなった子の仲間達からスポーツを奪ってほしくない、亡くなった子もきっと一緒に戦うはずだから、彼のためにも大会へは出場して欲しいと言って頂けました。
この状況で周りを思いやれるご両親に、とても感銘を受けたことを覚えています。
立場を考えると、全てストップし、何も言われない様にと保身に走り、本当に大切なご家族の気持ちやまわりの仲間達の気持ちを蔑ろにしてしまいまそうになります。
この様な状況では、第三者が本音で話せる場を用意し、残された人達の気持ちをお聞きして、整理し、お伝えし、共有しながら、またみんなで考えて模索していくと言う作業を繰り返し行う必要があります。こう言ったことは、当事者ではなかなかできないことだと思います。
こうして、活動を継続させつつ、事故の取り調べや検証、ご家族や生徒の心のケアなどを行いながら、多くの時間が流れて行きました。
担当した警察署の刑事さんから「宮城さんご苦労様でした、今回の件は事故として処理されることになりました。」と報告を受けたのは、事故後1年半後の事でした。
もちろんそれで全てが終わる訳ではありません。大切な家族を亡くしたご家族の心の傷は一生残り続けます。まわりに忘れられるのではないか?と言う寂しさもあると思います。
保険は事故の時しかサポートしてくれません。では、事故を起こさない様にすることや、事故後の長期に渡るサポートは誰がしてくれるのでしょうか。
私は、この様な経験から、「もう二度と私のまわりでこんな事故は起きて欲しくない」と考える様になりました。
しかし、楽しいスポーツの場ですから、指導者も保護者も最悪な事態を想像している人はほとんどいません。
事故は「私は大丈夫!」と言う慢心や備え不足から発生します。だから私は、この「スポーツトラブル110番」のサービスを作ろうと思い立ちました。
事故を起こさないように注意喚起する。日々クラブの皆様にはチェックをして頂きながら安全対策を行なって頂く。
それでも万が一事故が発生した場合には、弊社コンサルタントが駆けつけて、クラブや皆様を第三者の立場からサポートさせて頂く。
当時事故対応を担当した私が、こんなサービスあったら事故が起きずに済んだのに・・・。あの時誰かにサポートして欲しかった・・・と言う、あの時欲しかったサービスを形にしたのです。
現在、社会変化の中で、中学校部活動が地域移行されることになり、受け皿の問題や外部指導者の問題など、多くの課題があります。
これまで学校に守られていた部活動を、地域に移行させた場合、その受け皿となる団体には、大きな責任が伴いますので、リスクへの備えが急務です。
また、環境の変化も大きく、熱中症のリスク・ゲリラ豪雨・雷・台風・地震など自然災害への備えも重要です。
これらは、スポーツ指導の専門性だけでは回避できないトラブルなのです。そんな事故の備えとして、「スポーツトラブル110番」をご活用頂ければと思います。
スポーツ団体の活動中、事故が発生し、大切に指導してきた生徒に万が一のことがあった場合、その場の責任者であるあなたは、冷静に事故対応することはできますか?
応急処置や救急車を呼ぶことはできると思いますが、病院・警察・生徒・保護者・関係者・メディア・保険の対応はできますか?
また、団体の活動で生計を立てているあなたやスタッフは、指導や活動の再開を行うことができますか?
事故を起こしたクラブ関係者が、「再発防止に努める」と発言して、保護者や会員さんは、納得して再開を受け入れてくれるでしょうか?
どんなにトラブル前・トラブル後に適切な対応を取っていて、それを説明しても、身の保身としか受け取られないこともあるでしょう。
そんな状況に、クラブを守り、経営者を守り、支援・対応・仲介するのが「スポーツトラブル110番」です。
スポーツ110番サービスにご入会頂き、スポーツ活動中のリスクについて、診断・助言・指導を行うことで、事故を未然に防ぐための対策を行います!
そして、万が一の事故が起きた場合には、専門スタッフが駆け付けて事故対応のフォロー、活動継続・再開をサポートするサービスです。
【入会金】
¥5,500/税込(今なら入会金¥5,500が無料!)
【月会費】
¥3,300 /税込
(※1日たった¥100で、事故後も追加費用は頂きません。)
【サービス内容】
(1)クラブ規約の見直し
(2)トラブル予防チェックリストの作成サポート
(3)緊急時対応マニュアルの作成サポート
(4)日々の活動におけるリスク防止研修
(5)毎月リスク管理WEBニュースの発行
・身体変化(子供の体力)
・環境変化(温暖化/豪雨/雷/地震)
・社会変化(親との関係/個人情報/SNSによる社会との関係など
(6)会員様向けオンライン講座
・熱中症対策
・水分補給講座など
(7)万が一事故が発生した場合のサポート
①事故後手続きのフォロー(病院、警察、保険など)
②会員対応
③保護者対応
④ステークホルダー対応
⑤メディア対応
⑥再発防止対策
⑦活動継続・再開のフォロー
オンライン相談では、貴団体の現在の活動や状況等をお聞きして、考えられるリスクと対策方法をプロの目からお伝えします!
無料相談後に、本サービスが必要だとご判断いただいた方だけに、ご入会のご案内致します。
*無理な勧誘は絶対に致しません!
入会手続き完了後、すぐにサービス開始となります。
まずは、現在の活動を見直し、
・クラブ規約の見直し
・トラブル予防チェックリストの作成
・緊急時対応マニュアル作り
を行います。
その他、
・毎月のWebニュース
・リスク防止研修
・会員様向けオンライン講座
などについては、随時ご案内いたします。